月: 2017年7月

    産後の骨盤調整、よりも大切なこと。ホルモンバランス調整・自律神経調整。

    産後の骨盤調整をしたい

    という方は多いのですが
    以前も書いたように

    「産後の骨盤調整をしないと
    やせない。」

    「絶対にやらなければいけない。
    やらないと腰痛になる。」

    ということはなく

    弊所で産後骨盤調整を行う目的は
    関節可動域をあげ、
    腰や背中などに
    かかる負担を減らすことです。

    結果として
    代謝がよくなり痩せる
    こともあるし
    腰痛などが緩和されること
    も多くありますが
    あくまでも二次的な作用です。
    *詳細はこちら

    また産後は骨盤の問題や
    体重の増加だけでなく
    様々なことが問題になります。

    NHKでも取り上げられた産後のホルモンバランス低下

    先日もご紹介しましたが
    NHKの「すくすく子育て」
    という番組で
    産後、心が不安定になる原因について

    も特集がありました。

    ホルモンバランスの低下が
    心の不安定の原因、
    と説明されましたが
    これらの対策も非常に大切になってきます。

    また
    子どもが夜泣きなどすることにより
    慢性的に睡眠不足になりますので
    交感神経が優位になり
    イライラすることも増えるでしょう。
    (自律神経の乱れ)

    産後の調整は
    骨盤だけでなく

    ・ 自律神経のバランス調整

    ・ ホルモンバランス調整

    も視野に入れた方が良いでしょう。

    産後の調整の目的、
    必要性などの詳細は
    こちらから・・・

    弊所では
    骨盤だけでなく心の問題にも着目しますし
    自律神経のバランスや
    ホルモンバランスを
    意識した施術も行います。

    ご質問もなんでも受け付けます。
    お気軽にどうぞ。

    子どもの急な発熱等で飛行機をキャンセルする場合に知っておきたいこと。→ 手続きすれば返金されます。

    夏休みなので
    ご実家に帰省される
    ママさんも多いと思います。

    お子さんを連れて家族で
    飛行機に乗る場合

    ・・・もしも
    お子さんが急な発熱などに
    なってしまいキャンセル
    しなければいけない時

    のことについて
    書いていきます。

    結論から言いますと

    医師の診断書を添付し
    航空会社にFAXなどすると
    返金されます。

    意外と知られていない
    のか、

    娘がかかりつけの
    小児科医の先生も
    知らなかったです。

    書式は何でもよく
    また
    当日飛行機に乗れなかった
    ということがかかれていれば
    大丈夫みたいです。

    診断書の代金は
    2000から3000円程度です。
    (病院によります。要確認。)

    そちらは自己負担となります。

    詳細
    JAL 国内線
    「ご予約の変更・取り消し・払い戻し」

    特例:
    お客さまご本人、
    またはご同行のお客さまのご病気などにより、
    飛行機の利用が難しい場合は
    医師の診断書などの提出を条件に、
    払戻手数料、取消手数料をいただかずに
    払い戻しいたします。

    詳しくはJAL国内線
    ご予約・ご購入・ご案内まで
    お問い合わせください。

    (上記リンクより抜粋)

    *国際線については
    ご自身で確認してみてください。

    ちなみにFAXは
    コンビニから送信すると
    送信内容・日付・時間が
    プリントアウトされて
    出てきます。

    なくさないように
    控えておきましょう。


    ・・・
    なんでこんなことを
    知っているかといいますと
    実は私も以前、

    出かける直前に
    娘が発熱し
    飛行機をキャンセルしたことが
    あるからです。

    体調不良のお子さんを
    連れていくよりも
    無理はしないほうが良さそうですね。

    皆様の夏休みが
    楽しくなる事をお祈りしてます!

    *参考*
    NAVERまとめ
    「急病で飛行機に乗れなくなった時の対応法」

    夏休み・新幹線や飛行機など1歳児の移動対策。

    もうすぐ夏休み。
    実家に帰省や旅行などで
    移動をされるパパさんママさんが
    多いのではないでしょうか?

    それぞれの月齢に合わせて
    いろいろな対策があると
    思います。

    わが子は1歳2か月で
    いたずら大好き。
    散らかすのも大好きです。

    わが子の移動対策を
    考えてまとめていきます。

    うるさくないおもちゃを用意

    新幹線で移動するとなると
    2時間程度。

    寝てくれれば良いのですが
    そうもいかないので
    音の出ないおもちゃ
    を用意しました。

    水で書くお絵かき帳

    水で絵をかくお絵かきブック。

    汚れないしうるさくないので
    しばらく遊んでくれるといいです。

    シールブック

    こどもはシールが大好き。
    しばらく遊んでくれると
    いいですが
    座席などに張らないと
    いいです。

    ほかにも何かいい対策や
    グッズあれば買いそろえたいです。
    もう少し調べてみたり
    うちに来てるママさん方にも
    聞いてみたいと思います。

    NHKのEテレ「すくすく子育て」で産後の不調の話。腸腰筋と腰痛について。

    先日、NHKの子育て番組で
    産後の体の不調について
    が特集されていました。

    *再放送は
    7/21金曜日だそうです。
    みていない方は
    チェックしてみてください。

    また実際
    産後の不調は体だけでなく
    心の面、ホルモンバランスなど
    の影響も大きいです。

    次週、そちらの特集も
    放送されるようなんで
    楽しみですね。

    育児による肩コリと腰痛。腸腰筋の話。

    腰痛や肩コリの話も
    ありましたが、
    腸腰筋や姿勢の問題で
    説明されていました。
    *くわしくはこちら

    腸腰筋は腰痛や姿勢に
    大きく関係する筋肉だと
    言われています。

    この腸腰筋について
    詳しく書いていきます。

    腸腰筋は
    いわゆるインナーマッスルで
    深層の筋肉です。

    大腰筋、小腰筋、腸骨筋
    という三つの筋肉から構成されます。

    小腰筋は半数以下の人にしか
    存在しないといわれているので
    大腰筋、腸骨筋の
    二つの筋肉から、
    という説明の方がよい
    かもしれません。

    腸腰筋は
    股関節の動きにかかわります。

    スポーツや運動では
    ランニングやダッシュ、
    ジャンプ動作にも
    腸腰筋がかかわります。

    ですので
    スポーツをしている人にとって
    かなり大事な筋肉だといわれます。

    では腸腰筋が
    なぜ腰痛や肩こりなどに
    関係するのでしょうか?

    骨盤の周辺・深層にあり
    姿勢などにも
    関係するからそういわれるのです。

    アジア人(日本人)は
    腸腰筋が
    あまり太くない人が多いそうです。

    腰痛が多いのはそれが原因だ
    なんて言われることもあるくらいです。

    また
    骨盤の周辺にある筋肉なので
    弱ってくると
    内臓の血流や
    下肢の血流も悪くなり
    冷え性になるとも言われます。

    血流の悪さは
    腰痛にも関係しますので
    姿勢や血流などの観点から見ても
    やはり重要な筋肉ということが
    言えそうです。

    改善例、20代女性の施術「股関節の痛み・腰痛」

    プライバシーに配慮し
    症状と改善例についてまとめていきます。

    ・・・全員が同じように
    改善するわけではないと思いますが
    参考になれば幸いです。

    産後仕事に復帰し
    股関節に痛みが出てしまった方の
    改善例です。

    詳しくは以下・・・

    ご本人の状況など

    お名前 
    井上英里さま(仮名)

    年齢
    25歳(施術当時)

    主な訴え 
    産後の肩こり
    股関節痛・腰痛

    お子さんが現在1.6か月。
    子供を抱っこするときに
    痛みが出るので
    何とかしてほしい。

    思い当たる原因、弊所での施術・見解、経過・ご本人の感想など


    (1)思い当たる原因
    もともと腰痛・肩コリがあった。

    仕事(事務)にも
    復帰されて忙しい。

    デスクワークする時間も増えて
    股関節の痛みが気になるようになった。

    まだ子供を抱っこする時間も長い。
    それが股関節に
    負担をかけている気がする。

    1週間ほど前仕事中、
    書類の束を持ち上げた際に
    股関節に痛みを感じた。
    それ以来痛みが続いてしまってる。
    (ご本人談)

    (2)弊所での施術・見解
    全身の動きや
    筋肉のバランスをチェックした結果
    下半身の緊張強い。

    首も硬い。
    睡眠もあまり深くとれていない模様。

    動きをよくして
    腰や股関節・骨盤周辺に
    負担をかけないように
    することを目的に施術する。

    リラックスしてもらい
    回復に努めてもらう。

    鍼灸や整体などにより
    症状が和らぐ、と説明。

    週に1度は施術を受けるよう
    お伝えする。

    (3)経過
    第一回 平成28年09月12日

    まずは状況をしっかりと伺い
    施術の流れなどを説明。

    股関節の痛みはもちろん
    肩こりなどを気にしている。
    頭痛もある。

    病気ではないので
    施術で改善することをお伝えする。
    *頭痛など続くようなら
    すぐに病院を紹介する。

    股関節に関しては
    ケガなどでなく
    筋肉のバランスの問題。
    殿筋含め骨盤周辺が硬いので
    良く動かす。

    ・ 全身の緊張把握
    ・ はり灸
    ・ 吸玉
    ・ ストレッチ
    ・ 骨盤調整
    ・ 股関節運動

    などの施術を行う。
    緊張を緩和させる。
    第二回 平成28年09月17日

    前回の施術後は
    少しだるさが出たが
    楽になってる。
    よく寝れた。


    第三回 平成28年09月24日
    第四回 平成28年09月30日

    順調。

    第五回 平成28年10月08日

    体調は大分いい。
    股関節の痛みや頭痛肩コリも
    ほとんど気にならなくなった。

    今後は自宅で行う
    ストレッチ方法など指導。

    (4)総括

    元々の肩こりや腰痛は感じていた。

    筋肉のバランス悪いので
    デスクワークの時間が増えて
    症状が悪化してしまった。

    施術によりだいぶ改善されたが
    今後は悪くなる前に
    相談してもらうことが
    理想。
    (ママさんたちは忙しいので
    なかなか難しい面もあるが・・・)

    お大事にどうぞ。
    また何かあればご相談ください。

    (5)施術感想

    現在の状況
    社会人5年目 お子さんは1.6歳

    Q1 施術前に辛いと感じていたことを
    教えてください。

    股関節痛
    肩こり
    腰の痛みなど
    疲れが取れないことを気にしていた

    Q2 施術後どうなりましたか?

    痛みが軽くなった
    歩くことが楽になった
    肩こりがなくなった
    頭痛も感じなくなった
    気分が良くなった

    Q3 施術を受けるまでに
    不安な点はありましたか?

    特になし

    Q4 改善してほしいところが
    あればお願いいたします

    特になし

    妊娠初期における「葉酸」サプリメント摂取のお話。

    先日、こんなニュースが
    流れていました。

    日本先天異常学会は
    サプリメント(栄養補助食品)
    での葉酸摂取を
    呼びかける声明をまとめ、
    関係学会に周知への協力を求めている。

    *毎日新聞・ヤフーニュースより

    私自身はサプリメント
    に対して以下のような
    考え方を持っています。

    「サプリメントは
    食品であり
    食事をしっかりとることが大切。

    サプリメントに頼り
    食事のバランスを気にしないのは
    本末転倒。

    食事のバランスに
    気を配るほうが大切だ。」

    ・・・
    しかしながらこの葉酸に
    関しては少し事情が違うみたいで
    厚生労働省なども
    通知文を出しています。

    弊所を訪れるママさんたちとも
    妊娠初期の葉酸サプリ摂取は
    話題になることが多いので
    情報をまとめていきます。

    葉酸を摂取すべき理由について

    上記リンクの厚生労働省
    見解をまとめてみます。

    ・ 妊娠初期胎児の疾患である神経管閉鎖障害の
    発症率の低い国で「葉酸」が
    そのリスクを減らすとの報告がされた

    ・ 葉酸不足によって
    神経管閉鎖障害が引きこされる可能性が高い

    ・ 葉酸を摂取していない国と比べて
    日本では神経管閉鎖障害の発症率が高まっている

    ・ 今後の食生活(洋食化など)の影響から
    葉酸の不足を引き起こす可能性がある

    上記のような理由から
    葉酸の接種を呼びかけています。

    ではなぜ厚生労働省は
    サプリメントでの摂取を
    勧めているのでしょうか?

    理由は以下です。

    ・ 葉酸は『体に吸収されにくい』

    ・ 『熱に弱く調理すると破壊されてしまう』

    → 吸収率は5割程度といわれています。

    なるほどこのように考えると
    たしかに葉酸が必要な理由が
    見えてきます。

    弊所を訪れる方は
    妊娠初期の方より安定期に入ってから
    の方が多いので
    すでに葉酸サプリは
    飲み終えていると思いますが

    もしも
    「どのサプリを選べばいいかわからない」
    場合は遠慮なくご相談ください。

    産後によくある「乳腺炎」の話。

    弊所を訪れる方の中には
    乳腺炎で苦しんでいる方がいて
    良く会話の中で話題に上ります。

    実際に弊所で
    乳腺炎に対する

    「乳房マッサージ」

    などの施術は行っていません。

    近所に
    それらの施術を
    丁寧に行ってくださる
    助産院があるので
    そちらをご案内しています。

    *お困りの方は紹介するので
    お声掛けください。
    私の妻も施術してもらいましたが
    痛くない、
    丁寧な施術をしてくださいます。

    セルフケアもいいけれど・・・

    自分でできるセルフケアとしては

    ・ 授乳の際に交互に
    バランスよく母乳をあげるようにする

    ・ 胸を圧迫しないようにする

    ・ 脂肪分の多い甘いもの
    (ケーキやドーナツ)を食べない

    ・ バランスの良い食事をする

    ・ 周辺のマッサージ

    ・ 搾乳する

    ・ 葛根湯を飲む

    ・・・などが有名ですが
    あくまでも予防であり
    セルフケアです。

    乳腺炎になってしまうと痛いですし
    高熱が出たりもします。

    ・・・ひどい場合には
    膿がたまってしまい
    切開手術が必要に
    なってしまうことも・・・。

    切開手術になってしまうと
    ますます
    治るまでに時間もかかりますし
    何より痛いので大変です。

    産後はどうしても
    自分のことは後回しに
    なりがちなのですが

    セルフケアだけに頼らず
    もしも心配な場合には
    早目に専門医や助産師などに
    相談するとよいでしょうね。

    弊所でも
    専門医や助産院を
    紹介まではできますので
    心配な方はいつでもお声掛けください。