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    改善例、20代女性の施術「股関節の痛み・腰痛」

    プライバシーに配慮し
    症状と改善例についてまとめていきます。

    ・・・全員が同じように
    改善するわけではないと思いますが
    参考になれば幸いです。

    産後仕事に復帰し
    股関節に痛みが出てしまった方の
    改善例です。

    詳しくは以下・・・

    ご本人の状況など

    お名前 
    井上英里さま(仮名)

    年齢
    25歳(施術当時)

    主な訴え 
    産後の肩こり
    股関節痛・腰痛

    お子さんが現在1.6か月。
    子供を抱っこするときに
    痛みが出るので
    何とかしてほしい。

    思い当たる原因、弊所での施術・見解、経過・ご本人の感想など


    (1)思い当たる原因
    もともと腰痛・肩コリがあった。

    仕事(事務)にも
    復帰されて忙しい。

    デスクワークする時間も増えて
    股関節の痛みが気になるようになった。

    まだ子供を抱っこする時間も長い。
    それが股関節に
    負担をかけている気がする。

    1週間ほど前仕事中、
    書類の束を持ち上げた際に
    股関節に痛みを感じた。
    それ以来痛みが続いてしまってる。
    (ご本人談)

    (2)弊所での施術・見解
    全身の動きや
    筋肉のバランスをチェックした結果
    下半身の緊張強い。

    首も硬い。
    睡眠もあまり深くとれていない模様。

    動きをよくして
    腰や股関節・骨盤周辺に
    負担をかけないように
    することを目的に施術する。

    リラックスしてもらい
    回復に努めてもらう。

    鍼灸や整体などにより
    症状が和らぐ、と説明。

    週に1度は施術を受けるよう
    お伝えする。

    (3)経過
    第一回 平成28年09月12日

    まずは状況をしっかりと伺い
    施術の流れなどを説明。

    股関節の痛みはもちろん
    肩こりなどを気にしている。
    頭痛もある。

    病気ではないので
    施術で改善することをお伝えする。
    *頭痛など続くようなら
    すぐに病院を紹介する。

    股関節に関しては
    ケガなどでなく
    筋肉のバランスの問題。
    殿筋含め骨盤周辺が硬いので
    良く動かす。

    ・ 全身の緊張把握
    ・ はり灸
    ・ 吸玉
    ・ ストレッチ
    ・ 骨盤調整
    ・ 股関節運動

    などの施術を行う。
    緊張を緩和させる。
    第二回 平成28年09月17日

    前回の施術後は
    少しだるさが出たが
    楽になってる。
    よく寝れた。


    第三回 平成28年09月24日
    第四回 平成28年09月30日

    順調。

    第五回 平成28年10月08日

    体調は大分いい。
    股関節の痛みや頭痛肩コリも
    ほとんど気にならなくなった。

    今後は自宅で行う
    ストレッチ方法など指導。

    (4)総括

    元々の肩こりや腰痛は感じていた。

    筋肉のバランス悪いので
    デスクワークの時間が増えて
    症状が悪化してしまった。

    施術によりだいぶ改善されたが
    今後は悪くなる前に
    相談してもらうことが
    理想。
    (ママさんたちは忙しいので
    なかなか難しい面もあるが・・・)

    お大事にどうぞ。
    また何かあればご相談ください。

    (5)施術感想

    現在の状況
    社会人5年目 お子さんは1.6歳

    Q1 施術前に辛いと感じていたことを
    教えてください。

    股関節痛
    肩こり
    腰の痛みなど
    疲れが取れないことを気にしていた

    Q2 施術後どうなりましたか?

    痛みが軽くなった
    歩くことが楽になった
    肩こりがなくなった
    頭痛も感じなくなった
    気分が良くなった

    Q3 施術を受けるまでに
    不安な点はありましたか?

    特になし

    Q4 改善してほしいところが
    あればお願いいたします

    特になし

    産後によくある「乳腺炎」の話。

    弊所を訪れる方の中には
    乳腺炎で苦しんでいる方がいて
    良く会話の中で話題に上ります。

    実際に弊所で
    乳腺炎に対する

    「乳房マッサージ」

    などの施術は行っていません。

    近所に
    それらの施術を
    丁寧に行ってくださる
    助産院があるので
    そちらをご案内しています。

    *お困りの方は紹介するので
    お声掛けください。
    私の妻も施術してもらいましたが
    痛くない、
    丁寧な施術をしてくださいます。

    セルフケアもいいけれど・・・

    自分でできるセルフケアとしては

    ・ 授乳の際に交互に
    バランスよく母乳をあげるようにする

    ・ 胸を圧迫しないようにする

    ・ 脂肪分の多い甘いもの
    (ケーキやドーナツ)を食べない

    ・ バランスの良い食事をする

    ・ 周辺のマッサージ

    ・ 搾乳する

    ・ 葛根湯を飲む

    ・・・などが有名ですが
    あくまでも予防であり
    セルフケアです。

    乳腺炎になってしまうと痛いですし
    高熱が出たりもします。

    ・・・ひどい場合には
    膿がたまってしまい
    切開手術が必要に
    なってしまうことも・・・。

    切開手術になってしまうと
    ますます
    治るまでに時間もかかりますし
    何より痛いので大変です。

    産後はどうしても
    自分のことは後回しに
    なりがちなのですが

    セルフケアだけに頼らず
    もしも心配な場合には
    早目に専門医や助産師などに
    相談するとよいでしょうね。

    弊所でも
    専門医や助産院を
    紹介まではできますので
    心配な方はいつでもお声掛けください。

    多摩小平保健所の感染症情報。プール熱・手足口病等流行

    多摩小平保健所が
    感染症週報を出していますが
    以下のような感染症の発症が
    数多く報告されているようです。

    お子さんをお持ちの方は
    ご注意くださいませ。

    手洗い、うがい、
    咳エチケットなど
    予防に努めましょう。

    <増加傾向の感染症>

    咽頭結膜熱(別名プール熱)
    手足口病

    *詳細*
    多摩小平保健所「感染症週報」

    改善例、30代女性の施術「夜間・授乳時の股関節痛」

    プライバシーに配慮し
    症状と改善例についてまとめていきます。

    ・・・全員が同じように
    改善するわけではないと思いますが
    参考になれば幸いです。

    夜間の授乳時の股関節痛の
    改善例です。

    詳しくは以下・・・

    ご本人の状況など

    お名前 
    村井桃代さま(仮名)

    年齢
    34歳(施術当時)

    主な訴え 
    股関節の痛み
    特に夜間の授乳時に痛む

    ・・・現在施術継続中ですが
    施術後改善傾向が見られたために
    感想を書いていただきました。

    ご本人の施術感想

    現在の状況
    産後3か月 *上に5歳の男の子

    Q1 施術前に辛いと感じていたことを
    教えてください。

    夜間授乳時、股関節の痛みがあり
    何かにつかまらないと
    歩けない状態だった。

    Q2 施術後どうなりましたか?

    *現在3回の施術が終わった段階です。

    2回目の施術の後
    痛みがかなり軽減されました。

    Q3 施術を受けるまでに
    不安な点はありましたか?

    赤ちゃん連れての来院が
    かなり不安でした。

    (→ 個室に分かれていますので
    ご安心ください)

    来院事態に結構
    体力を使うので
    これで治らなかったらどうしよう
    という不安もありました。

    Q4 改善してほしいところが
    あればお願いいたします

    特になし

    弊所より・総括

    改善したようで良かったです。

    産後の股関節の痛みなどは
    ほとんどが一過性のものなので
    良くなることが多いです。

    ただここに来るまでは
    とても不安だったということで
    お気持ちは本当に理解できます。

    赤ちゃん連れの方にも
    リラックスしてもらえるように
    おむつ変えスペースや
    授乳スペースを設けてますが
    それでも
    赤ちゃん連れで出かけるのは
    パワーがいるものです。

    お大事にしてください。

    妊娠合併症と、その兆候まとめ。

    2009年にRicciが発表した
    論文によると

    「妊婦の4人に一人は
    母親・胎児・または
    両者に対し

    マイナスの結果をもたらす
    医学的なコンディションを
    発症する危険にさらされている。」

    と医師は考えている。

    とのことです。
    (詳細は上記リンク英語論文より。)

    ・・・
    妊娠は病気ではありませんが
    ハイリスク要因、
    不健康なライフスタイル、
    予測できる事由がなくても
    合併症を発症することがあるのです。

    妊娠されている方は
    産婦人科へ行き
    医師の診察・検査を受け
    身体の状態を注意深く
    モニタリングしているので
    たとえ合併症などが
    現れた場合でも
    早急に対処できる場合が多いです。

    ですので
    さほど心配は要りません。

    我々のような施術家も
    知っておく必要はあるために
    ここでは知識の一環として
    妊娠合併症をまとめます。

    ご参考までに。

    妊娠合併症とその兆候・まとめ

    (1)流産・絨毛性疾患
    子宮外妊娠・子宮頚管無力症・早産・
    前期破水・胎盤の異常

    出血、おりもの、大量の破水。
    腰や骨盤の痛み。

    痙攣・陣痛・大腿部の圧迫感。

    (2)重症妊娠悪阻

    つわりがひどい状態。
    重度の吐き気。脱水症状など。

    (3)子宮内胎児発育遅延
    (IUGR)、胎児発育遅延(SGA)

    体重増加量が低い、
    胎動の低下

    (4)妊婦高血圧症候群

    高血圧、蛋白尿、急激な体重増加、
    全身のむくみ、重度の頭痛、
    重度のはきけ、視覚障害、
    右側上背部中背部の痛み、
    けいれん発作

    (5)血栓

    ふくらはぎの熱感、
    腫れ・痛みが片側に出る

    (6)妊娠糖尿病

    極度の空腹・喉の渇き・
    頻尿・尿糖など

    ・・・簡単にまとめただけでも
    これらの合併症があります。

    上記のような兆候が出た場合
    すぐに担当の医師に相談していると
    思いますがご参考までに。

    参考
    「妊婦マッサージ」医道の日本社より

    産後うつ、について。症状や原因、対処方法、田無北口鍼灸院の施術方法などまとめ。

    最近、産後鬱(さんごうつ)
    という言葉を
    ネット上などでよく見ます。

    どのような病気なのか?
    対策はあるのか?

    などまとめていきます。

    産後うつとは??症状や原因

    産後うつとは正式な病名ではなく
    産後に起こるうつ症状全般の
    事をさすようです。

    産後はうつような状態になりやすい
    条件がそろってしまいます。


    原因としては

    睡眠不足、
    ホルモンバランスの変化、
    環境の変化・・・

    様々な原因が
    あるでしょう。

    それに加えて忙しかったりして
    不安が強くなる方もいます。

    ★本当にホルモンバランスの
    変化が原因か??★

    ホルモンバランスの変化
    が原因で発症することは
    あまり関係ないという説もあります。
    (詳しくはリンクより)

    環境の変化によるところも
    大きいのかもしれません。


    発症する時期としては

    産後2~3週間頃からの人が多く、
    産後3~4ヶ月が過ぎてから
    症状が出る人もいます。

    長いと産後1年を過ぎても
    症状が現れます。

    症状は
    通常のうつ症状と同じく
    以下のような
    症状があります。

    ✅ イライラする。落ち着かない。
    ✅ 気分が落ち込んでる。
    ✅ 考えがまとまらず、
    家事の段取りができない。
    ✅ 疲れが取れない。
    ✅ 自分の好きなことに興味がわかない。
    ✅ よく眠れない。
    ✅ 過食気味・拒食気味になる。
    ✅ やる気が起きない。
    ✅ つばが飲み込めない気がする。
    ✅ 胃が痛い。
    ✅ 便秘・下痢気味。
    ✅ 不安感が強い。
    ✅ 頭痛がする。
    ✅ ひどい肩こりを感じる。
    ✅ 吐き気がする。

    ・・・これらは
    脳の機能低下による
    自律神経失調症も含んでいます。

    慢性疲労症状の一種とも
    言えるかもしれません。

    鍼灸や調整でよくなるか?

    結論から言いますと
    良くなることもあります。

    しかしながら
    5回施術を受ければ
    必ず良くなりますよ、
    という性質のものではありません。

    ですので
    症状が重く
    あまり改善しない場合や
    緊急を要する場合は
    専門医の診察を
    オススメすることが多いです。

    鍼灸などは
    たしかに脳疲労を改善する
    エビデンスがありますのが
    症状にもよります。

    弊所では
    上記のような症状で悩んでいる方が
    来所された場合には

    頭の緊張を取ることに
    時間を割いて
    リラックスしてもらいます。

    対処方法としては
    ヨガやリラックス、
    温泉療法など
    様々な方法がありますがそもそも
    産後のママさんは忙しい方が多く
    セルフケアで何とかしようとしても
    難しいかもしれません。

    時間がない方が多いです。

    ですので一人で悩まず
    相談してもらうのが良いかと思います。

    まずはしっかりとお話を伺いますので
    お悩みの方はお気軽にご相談ください。

    骨盤低筋群と骨盤底筋体操(ケーゲル体操)について。

    妊娠が進むにつれ
    体重増加により
    骨盤底筋は緊張し
    括約筋を支える力は減少します。

    くしゃみをしたり
    笑ったり
    咳をすると
    多少の尿漏れを
    起こすことがあります。

    また股関節や
    恥骨周辺に痛みを
    生じることがあります。

    本日はこれらのことについて
    まとめていきます。

    骨盤低筋群とは??

    骨盤底筋群を
    構成する筋肉は
    以下のようなものがあります。

    詳しく知りたい方は
    検索してみると
    頭説が出てくると思います。

    <骨盤低筋群の筋肉>

    深会陰横筋
    浅会陰横筋
    外肛門括約筋
    外尿道括約筋
    球海綿体筋
    坐骨海綿体筋
    恥骨直腸筋
    恥骨尾骨筋
    腸骨尾骨筋

    支配神経:
    陰部神経叢が支配。

    構成:
    前部・・・
    坐骨海綿体筋、
    球海綿体筋、
    会陰横筋、
    生殖隔膜があり、
    骨盤底の前部になります。

    後部・・・
    肛門挙筋、
    肛尾靭帯などがあり
    骨盤底部の後部を形成します。

    仙棘靭帯と一帯となっており、
    深会陰横筋、
    尿道括約筋、
    肛門挙筋とあわせて
    骨盤底筋群と呼ばれています。

    <骨盤低筋群の機能や役割>
    膀胱や尿道、子宮、
    直腸などのお腹の臓器を
    下からしっかりと支える
    役割を果たします。

    骨盤底筋による
    骨盤内臓器の支持は、
    強制呼気と腹圧の調整に
    不可欠とされます。

    腸骨尾骨筋と恥骨尾骨筋は
    直腸下端と膣を締め付け、
    直腸の下端を挙上、反転。

    排便を助けます。

    骨盤底筋群は尿道や膣、
    肛門を引き締める役割をも
    果たしています。

    骨盤底筋体操(ケーゲル体操)とは??

    尿漏れや下腹部への脂肪を
    つきにくくするために
    行われます。

    *産後や妊娠中に行う場合は
    医師や助産師さんなどの専門家に
    相談した方が良いでしょう。
    あくまでも予防目的です。

    また簡単なやりかたも
    ご紹介しますが
    実際に行う場合は
    上記のように
    専門家に相談してからが
    良いでしょうね。

    <体操の仕方>

    リラックスできる体勢で行います。

    仰向け(膝は立てておく)、
    椅子に座位、四つ這い、
    立位、
    どの体勢でもOKです。

    無理のない姿勢で行いましょう。

    (1)おなかの力を抜き肛門と膣を締める。
    (2)閉めたままゆっくり5カウント。
    (3)力を抜いてリラックス。

    ※繰り返し締める、ゆるめるを
    数回繰り返します。
    1~3の手順を1セットとし、
    何度か繰り返します。

    *参考「妊婦マッサージ」
    医道の日本社